1770年12月7日に生まれ、洗礼を受けたルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。
2020年に、世界中が彼の生誕250年を祝います。彼の生まれ故郷ボンにある ベートーヴェンホールが祝典の中心となります。 そこには、ウィーンにあるベートーヴェンのお墓の土が入っている価値のある容器が保管されています。
ボン・ベートーヴェンホールは、この街で最も有名なベートーヴェンの作品とその人物に敬意を持って建てられました。このホールはベルリンの建築家ハンス・シャロウンの生徒であった建築家ジーグフリード・ヴォルスケ(1925-2005) によって建てられました。このベートーヴェンホールは1959年9月6日に開館しました。それは、ナチス時代の建築様式と明らかに異なった、他に類を見ない” オーガニック建築 ”で す。そして、ドイツ連邦共和国の民主的な精神と、今日までの民主主義史、建築史、音楽史の特別な才人たちを代表しています。この建物は、ベートーヴェン・ フェスティバル、ボン・ベートーヴェンオーケストラの演奏が行われる主な場所であり、パブリックの多様な種類の文化と音楽イベントの中心地となっていま す。
ボン市議会は、2020年の祝典に向けてベートーヴェンホールの文化財建造物を修復することを決めました。同時に、ボン市民にも修復費のための寄付を呼びかけています。“ 私たちのベートーヴェンホール ” という私たち団体も市議会のアピールと共同して、大規模な募金活動を呼びかけています。ベートーヴェンホールの建設当時、私たちの祖父母や両親たちが、建築のために膨大な資金を集めました。私たち団体は、今回もこの寄付という伝統に従います。
現在すでに、ボンや近郊に住むたくさんの市民の方々が、ベートーヴェンホール文化財保護のための募金の呼びかけをしてくれています。ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの音楽を愛している皆さんが、寄付を通してこの大切な使命に関わってくださることを願っています。
ベートーヴェンに関する他のインフォメーションは次のリンクからご覧いただけます:http://www.japan.diplo.de/Vertretung/japan/de/06-Kultur-und-Oeffentlichkeitsarbeit/Deutsche-Kultur-in-Japan/Beethovens-Neunte.html
Translation: Kanako u. Albrecht Decke-Cornill, Göttingen